今週のハローウッズの森(2月4週目)

カテゴリ:今週の森の様子

暦の上ではすでに春。

「雨水」、そして「啓蟄」と続き、本格的な春がやってきます。

そんな気配も見えてきた今週の森です。

フクジュソウ



マンサク



アオキ



ニホンアカガエルの卵



ケモノ道も目立ちます



ムササビ



ヤマガラ



エナガ



アトリ



ツグミ



だんだんと木の芽も膨らんできました。

早いものは来週にも芽吹きそうな気配・・・

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2016-02-25

18:13:09

クワガタの秘密基地づくりをしました!

カテゴリ:ハローウッズの森から

本日は定休日ですが、スタッフみんなでクワガタの産卵場をつくりました!

これは独占入手した資料!! そこにはクワガタがたくさん集まる秘密がっっっ!!



さて、


上から見るとクワガタの形に見えるように、伐採木を利用しボディーとアゴを形作ります。


ひとつひとつの丸太を丁寧に並べていきます。


微妙なラインは遠目で確認しながら慎重に・・・


立派なアゴができそうです。


伐採木を重ねたボディーには、やはり丈夫な足が必要だ!

上から指示を送る声にも熱が入ります!「おい!角度がおかしいぞ!」  「さ―せ―ん!」

そうして無事、ブサかわいいクワガタの産卵場が完成しました!

ハローウッズでは毎年、クヌギやコナラ、ヤマザクラなどの広葉樹をおよそ1000本ほど
伐採し、薪炭としての利用をはじめ、フィールド内の施設の材料、Honda Bird House Project
など、多岐に渡り活用しています。

今回は生きものの隠れ家も兼ねたクワガタの産卵場をリニューアル!

ハローウッズに生息するクワガタはもちろん、カミキリムシやタマムシなども産卵にやってくる
秘密基地。朽ちていく中で多くの幼虫が育ち、成虫となって森を賑やかにしてくれることでしょう。

まだまだ寒い森で、汗をかきながらつくったこの場所にやってくる昆虫を想像すると、心も温まる・・・

そんな清々しい一日でした。

だーさん(和田 誠)




※ハローウッズではお客様と一緒に森づくりを行っています!
興味のある方はぜひ一度、森づくりワークショップにいらしてください。楽しいですよ!


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2016-02-23

19:06:57

「2月14日(日)開催:木漆工芸作家 松﨑融の木と親しむ木工講座」レポート

カテゴリ:プログラムレポート

2月14日(日)、6名の参加者で木工講座が開催されました

最近の参加者の皆さんですが…

何年も講座に通っていただいている方から、最近始められた方、10年ぶりに
いらっしゃった方まで、いろいろな方々がいらっしゃり、講師の先生をはじめ、
真剣に取り組みつつ楽しみながら行っています。

この講座では、「ノミ」や「カンナ」という手道具を使い、講師が貯蔵されている
銘木といわれる木を、ご自身の力と技術で掘り込んでいくことが特徴です。

初めてノミやカンナを握ると、どう扱ってよいか戸惑うのは当然。

ですが、実際に彫り始める中で、自分の中でいろいろと気づいていくのが楽しみの
一つだと思います。

みなさん、自分の作りたい作品をイメージし、各々のペースで彫り始めます。

額・小皿・お皿・お盆・湯呑…

木の硬さや、木の目の流れを読みながら、木槌でノミを打ち、彫っていきます。

コンコンコンコンコン

トントントン

ガツン、ガツン、ガツン…

威勢のいい音は荒彫り

木槌でノミを叩く力強さがダイナミックに伝わってきます

削りカスは分厚く、大きなかたまり。

コリコリコリ

シュッ、シュッ、シュッ…

少し音が控えめで、繊細な音

削る音が違うのが伝わってきます

削りカスは薄く、細かいもの。

「荒彫りの時は、進んでいる感があるけど、細かく削る時は、進んでいない気がする…」

ベテランの方々にとっても、心の変動がたくさんあるようです。

そう簡単に思うとおりに進まない

そう簡単に思うとおりに彫れない…

「そう簡単に…」というのが、また木工講座の醍醐味なのかもしれません。

そんな時間を過ごすみなさん

彫り方に悩んでいるお仲間がいると、そっと寄って行って、

「それはさ、こんなふうにするといいかもね… 」

一緒に共感し、

一緒に考え、

一緒に笑い…

真剣に木を彫る音色に、時折ほっと一息…楽しい会話も飛び交います。

この時間がちょっと疲れた体に、ほっこりゆとりが持てる時間なのかもしれません。

ここ数か月の参加者の皆さんの会話を聞いていますと…

「○○さんの作っている作品、面白そう、私も今度は作ってみようかな…」

周りのお仲間の作品を見ながら、自分の次回の作品を考えている方もいらっしゃいます。

自分の発想の中では思いつかなかったことも、周りの人たちからのアイディアが次につながる…

この繰り返しが、より一層、木工講座の楽しみを深めているのかもしれません。

会の終わりに、松崎先生からのふりかえりがあり、ものづくりのお話を毎回聞かせて
いただいていますが、今回のお話は、

「作品は、上手い、下手なんてどうでもいいこと。

自分がどんな作品に仕上げたいか、どんな思いを込めて作ったかが大事。

それが周りから受け入れられようとそうでなかろうと、

自分がまず、どうしたかったのか、きちんと考えを持って作ることなんだよね…

それで、作ってたくさん使ってみて、

『次はもっとこうすると使いやすいかな』

『こんな風に使うといいかな』

という工夫が生まれる。

それが大事なんだよね…」

なんだかとてもハッとさせられるコメントでした。

どこかで私たちの日常では

「○○に見えるように作ろう」

「大体このくらいでいいかな…」

というような考えで作品を作ってしまっているのかもしれない…

そして、もしかしたら

「もったいないから使わないでとっておこう…」

と、作ったものを飾っておくような考え方をしてしまっているかもしれない…

しかし、ものづくりで大切なことは、

自分の考えや思いをしっかり持つこと、

使ってみることで、もっと自分の中でこだわりを発見すること

これらも大切なことであり、大事なことなのかもしれない、

そんなことをふと考えさせられました。

ご自分の生活の食器を

こんな感じで考えながら作って

使いこなす…

そんなひと時を過ごすのはいかがでしょうか。

(小瀧 綾)



次回の木漆工芸作家 松崎融の木と親しむ木工講座は3月13日(日)です。只今募集中です。



今回のものづくりスタッフ

講師:松﨑 融(まつざき とおる)

松崎融(まつざき とおる)

プロフィール

1944年 東京生まれ
茂木町在住 木漆工芸作家 国画会工芸部監査委員長
国画会とは : 創立精神である「創作の自由」をモットーに活動する総合美術団体。
毎年春に開催される「国展」は、同団体が開催する。

“一木をくりぬき、漆の着物を着せていく”これが私の仕事です。技術は出来るだけシンプルに、そしてその分自分の思いを沢山込めたそんな仕事をしたいと思います。 漆芸は、長い歴史の中で、現在の様に美しさを極めてきましたが、その一方で、漆本来の強さは忘れられてしまっています。 酸やアルカリに腐蝕しない強さ、長く土中にあっても残っているほどの強鞭さ、私はその強さを前面に出した仕事をしていきたいと思います。
形の美しさを求め、それに強くて美しい衣を着せ、更に人が使うことによって、より一層美しく艶やかになっていく器。力強さの中にも品格を合わせ持つ事、それが私の目標です。

スタッフ

コタ (小瀧 綾)   

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2016-02-19

07:22:53

Honda Bird House Project2016:素敵な巣箱がたくさんつきました!

カテゴリ:ハローウッズの森から

2月12日、ハローウッズの森の中で、Hondaデザイン室の皆さんが制作された

巣箱(Honda Bird House Project)設置を行いました。

2011年から始まったこのプロジェクト。

もともとは

「ハローウッズの森の間伐材を有効活用し、新たなアイディアを…」

というハローウッズの森のプロデューサー崎野のアイディアから始まり、

日常は、自動車をデザインする皆さんが、森の間伐材を利用して個々のアイディアを
「巣箱」という形に仕上げていくもの。

50個弱の巣箱をずらりと並べると、同じものが一つとない、
デザイナーの皆さんの表現があふれていました。

巣箱を作るにあたって、デザイナーの方々は、シジュウカラの特徴を調べて、
子育てしやすい環境や、巣立ちしやすい環境などなど
、「鳥への思い」「作ることへの情熱」が込められているようです。

「鳥と自然をつなぐ巣箱」

この部分にフォーカスしてレポートを書かせていただきます。

デザイナーの皆さん集合。

どこに設置するか確認をします。

崎野プロデューサーからの話を受け、いよいよ森に入って巣箱設置。

ハローウッズのスタッフも3つのグループに分かれ、

デザイナーの皆さんの作品を一つひとつ取り付けていきます。

崎野プロデューサー自ら取り付ける木と位置と場所を指示します。

鳥が入りやすい場所、

巣箱の向き、高さ、枝との関係…もちろん、作品の持っているカラーもでしょう。

諸々の要素を瞬時に見抜き、的確に場所を伝えます。

そこにはたくさんの人たちが集まり…

設置をみんなで楽しみ、にぎわいます。

巣箱設置を待っているデザイナーさんに話を伺いました。

「どんなところにこだわりましたか?」

と聞いてみますと…


「できるだけ、凝ったように見えないようにこだわりました」

と返事が返ってきます。

実は、この巣箱、一度、皮を剥ぎ、円柱に加工してからまた皮を張り付けたとか…

聞いてみないとわからない、デザイナーの皆さんの「こだわり」を数名の方々に
聞かせていただきました。

どの巣箱にも必ず「思い」が入っているようです。

デザイナーの皆さん、自分の巣箱設置を、今か今かと待っていました。

取り付けられた巣箱を、こんな形で写真を撮る。



自分の作品、人の作品…

設置された巣箱を眺めながら楽しんでいる姿。

設置の周りで飛び回っていた、いろんな種類の鳥たちが

人がいなくなった瞬間に、取り付けられたばかりの巣箱をのぞいている光景も見られました。

いまか、いまか…

待っていたのでしょう。

たくさんの巣箱(およそ50個)が取り付けられました

ここでは紹介しきれない数です。

ハローウッズに来ていただける皆さんには

ぜひ、そんな巣箱を見ていただきながら

野鳥たちの子育てなんかも見ていただきたいものです。

キャスト(スタッフ)も皆さんに野鳥と森の関係のお話をさせていただきたいな、

そんな思いを持っています。

どうぞ、ハローウッズに足を運んでいただけたら嬉しいです。

お待ちしています。



こた(小瀧 綾)

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2016-02-17

15:53:13

アカガエルの一斉産卵スタート!カエルと里山の深い関係

カテゴリ:ハローウッズの森から

今日の午前中、気象庁より「春一番」が吹いたと発表されました!

ハローウッズの森でも強い風が吹きましたが、昼前には風もおさまり
気温もぐんぐん上がっています。

ハッチョウトンボの棚田とミズスマシの沢ではヤマアカガエルが一斉に産卵を始めました。

今年初めてアカガエルの卵が確認されたのが2月9日。去年より1日遅い発見でした。

そして5日後の今日、一斉産卵ですが、なんと去年(2/28)より2週間も早い結果となりました。
やはり暖冬の影響でしょうか。


産まれたての卵からは、命がキラキラ輝きを放っているように見えます!

二週間ほどで元気なオタマジャクシが誕生することでしょう。


ヤマアカガエルやニホンアカガエルは全国的に減少傾向にあります。

オタマジャクシの時は、田んぼや浅いため池などの水辺で暮らし、カエルになると森で昆虫など
小さな生きものを食べて生活するアカガエル。

生きていくためには森と田んぼがセットになった環境がなければならないのです!

冬でも水がある田んぼ、自由に行き来できる森・・・

こんな環境があることでカエルをはじめ多くの生きものたちが暮らしていけます。


効果効率ばかりではない、ゆったり遠回りの田んぼとの関わりは絶やしてはいけないと
この春一番に感じました!

だーさん(和田 誠)



posted by ハローウッズ at

2016-02-14

14:27:03
     

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