「2月24日(月・祝)開催:第九回 水生生物KIDS研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

いよいよ残すところあと2回

教えられたこや体験したことを近所や出かけた時に実戦して

自分の経験値をどんどん上げてもらいたい。

そして、今現在の自然を存分に味わってほしい。

大人に無った時、果たしてここで経験してきた様な

環境は残っているのか?生き物はどうなのか?

実感できるのは見てきた、触ってきた人だけです。

 

今回は前回のつづき。見てきた、出会った生きものを

みんなでまとめる。今回は8回目の記録。

見てきた生きものの書き出しとまとめは、

その時の生きものがわかる重要なデータなので

ハローウッズとしても貴重なのです。

真面目にノートに収めていた子もいれば

全く書き取ってない子までさまざま。

 

午後は、ハッチョウトンボの棚田に行ってカエル産卵調査。

普段スタッフが何日もかけて調査している作業をみんなで経験してもらった。


今年のアカガエルの産卵はとんでもなく早くに始まった。

普段なら2月の後半から3月の産卵予定が、なんと、1月27日に産卵が始まった。

この日は暖かく、また連日暖かい日が続いていたので春が来たと思い

アカガエルの産卵が始まったと思われる。その後、寒さが戻りアカガエルの産卵は

間が空いた。普段はほぼ一斉に産み始めるのだが、今年は何回かに分かれそうだ。

 

キッズ研究員たちには調査用の竹を各10本持たせ、カエルの卵ひとかたまりに

一本さして新しく産卵したもののカウントをしてもらった。

10本ずつ22名 220塊になるわけだ。

 

アカガエルにはニホンアカガエルとヤマアカガエルと2種類 それを卵で判断するのは

容易ではない。今回は分けずにカエルの卵の数だけにした。

棚田の半分を2つのグループに分かれカウントした。










最初に産んだ卵が成長し、おたまじゃくしがもう泳いでいたり、

暖かいせいか、タイコウチが泳いでいたりとカエルの卵以外も観察することができた。




みんなでカウントした数は220全ての竹を使いきった。

だいたいひとかたまりが、1,800の卵として今日だけでかける220。

396、000。この数倍はここ棚田でアカガエルたちは産んで行く。

驚くのは、田んぼを利用するカエルはさらに3種類プラス。

いったいどんだけのおたまじゃくしが田んぼに存在するのか?

しかし、このままだとカエルだらけになってしまう。

水生昆虫や動物、両生爬虫類または鳥などにほとんどが食べられ生態系を保っている。

私がこの一年間でみんなに知ってもらいたかった。

田んぼの生きもののありかた。やっと体験してもらえた。

こういう出来事は、本を読むよりテレビで見るより

自分の目で耳で手で感じないと自然を知っているとはいえないのです。

これを何回も何回も経験し生きものに寄り添える大人になってもらいたい。




(奥山 英治)




今回の研究員スタッフ
   
はかせ(奥山 英治) けーご(境野 圭吾)らい(野中 優) よっぴ(斉藤 義紀)

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posted by ハローウッズ at

2020-03-17

20:25:01