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“K-TAI”トップページレポート&受賞者2010 “K-TAI” チャレンジクラス&エンジョイクラス5時間ファイナルイベントレポート

2010 “K-TAI” チャレンジクラス&エンジョイクラス5時間ファイナルイベントレポート

5時間耐久イベントは最後の最後でデッドヒートが展開! 記念すべき10回目のMVPは、【#773 女子カート部SEGUNDA】が獲得!

2010 “K-TAI” チャレンジクラス&エンジョイクラス5時間ファイナルイベントレポート 7月24日(土)、2010年の開催で10回目となるエンデュランス・カーニバル 2010 もてぎKART耐久フェスティバル“K-TAI”の、5時間耐久イベントを開催した。10年という節目を迎え、2009年まで実施されていたミッションカートクラスに代わり、両日共に4ストロークエンジンをベースとした車両によるイベントへと変更。さらに、改造制限により、改造範囲が比較的広く車両を作りこんでいく楽しみを味わえる「チャレンジクラス」と、追加変更できる部品を最小限に抑え、初めての方でも手軽に楽しめる「エンジョイクラス」の2クラスが混走できるイベントとした。

初日、24日(土)の5時間耐久イベントにエントリーしたチームは全27チーム。早朝の段階で気温が30度に達しようかという夏真っ盛りのこの日、イベントを楽しもうという、カーター達がツインリンクもてぎに集合。“K-TAI”で恒例となった、参加者によるオープニングセレモニーの入場行進。その後、【#2 力技システム】による選手宣誓が行われ、“K-TAI”を影で支える約180人ものオフィシャルと対面するなど、毎年、このような形で参加者とオフィシャルが“K-TAI”開催を称え合う姿は、他のイベントでは見られないものだ。こうして10回目の開催である“K-TAI”は、幕を開けた。

5時間耐久のファイナルイベントは、10:30にスタート。グリッドに並んだ26台によるローリングスタートと、主催者推薦により特別参加が認められた電動カートBIREL-EVのピットスタートにより、5時間後のゴールを目指した走行が始まった。スタート直後、第1コーナーを【#31 新湘南新宿feat.fuu?】がトップで通過。それを追いかける形で、各チームがツインリンクもてぎの国際レーシングコースを疾走。1周終了後には、【#2 力技システム】がトップに浮上して、2番目の【#3 K.R.R GX DREAM】以降に差をつけて周回。しかし、最初の1時間経過時点では、【#3 K.R.R GX DREAM】が21周を周回してトップに。その後を、【#196 Team IMA・OMSC】、【#31 新湘南新宿feat.fuu?】、【#9 RKロボットレーシング】が同一周回で続いていった。

この“K-TAI”の特徴は、ファイナルイベント開催中に、イベント参加者を対象とした様々な催し物が用意されていることだ。例えば、イベント開催中に、ツインリンクもてぎエンジェルが参加者のピットを訪問し、リアルタイムで参加者にインタビューを敢行するピットレポート。また、逆にアナウンス室に参加者が訪問して、場内放送を通して自チームのPRができるというPRタイム。そしてさらに、メール募集の形で、イベント開催中に参加者はリアルタイムメッセージを発信。それを、アナウンサーが場内放送で紹介してくれるなど、コースを走るだけではなく、場内にいる全ての方が楽しめる雰囲気作りを目指している。

好天も味方し、ファイナルイベントは順調に時間を経過。1時間、2時間、3時間と時間が経過する度に上位に名を連ねていた【#9 RKロボットレーシング】、【#4 ddd】、【#3 K.R.R GX DREAM】の3チームが最多周回数賞を目指してデッドヒートを展開。ラスト1時間には、最後のゴールに向けて、【#3 K.R.R GX DREAM】、【#4 ddd】の2チームが激化していった。

92周目、最終コーナー立ち上がりでアウト側にふくらんだ2台は、競り合いながらも【#4 ddd】がトップに浮上。しかし今度は、94周目にはS字二つめで抜き返し、再度トップへと浮上。ところが、97周目にまたもや【#4 ddd】が130Rでトップを奪取。最後は、「タイヤが消耗しすぎて最後は、ついていけなかった」という【#3 K.R.R GX DREAM】を引き離し、【#4 ddd】がチェッカー。記念すべき10回目の“K-TAI”を、周回数100周という縁起のいい数字で、この2チームがチャレンジクラスの最多周回数賞を獲得。エンジョイクラスの最多周回数賞は、96周を周回した【#15 タイガース】と【#13 TOUSOU R・S】が獲得した。

なおチャレンジクラスの優秀周回数賞は、【#9 RKロボットレーシング】、【#2 力技システム】、【#31 新湘南新宿feat.fuu?】、エンジョイクラスの優秀周回数賞は、【#7 ABOUT】、【#10 MIC KARTING】、【#16 高根沢オートクラブ★OBチーム】が獲得。

また、このイベントの中で最も注目が集まったMVP賞の受賞チームは、【#773 女子カート部SEGUNDA】が獲得。女性アスリートチームで構成され、女子カート部としては3年目の参戦だった。賞の受賞理由として、女性ドライバーでチームをまとめ、3回の公開練習にはすべて参戦。しかも、ペナルティを受けることなく真摯に“K-TAI”に取り組んでいた姿が、この結果に繋がった。

2011年の“K-TAI”は11回目の開催を迎えます。4ストローク汎用エンジンを搭載したカートの代表的なイベントとして、今まで以上に盛り上がるイベントにしていきますので、皆さん奮ってご参加ください!

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