水生生物研究室を拠点に年10回行われる水生生物キッズ研究員。
生きものに触れながら環境を知り、また生体のことを知ってもらいたいという
水生生物研究室長(奥山)の願いから始まりました。
今回は、前回の振り返りと、いまの水生生物の観察、
少しじっくりミズスマシの沢の環境を見てもらいたく、
ミズスマシの沢の手入れをしました。

手入れをすることで、何がよくて悪いか
作業をすることで、説明しなくても感じられ、みな、楽しそうに遊んでいました。


この遊びが、かなり今回の意味ある行動となりました。
ハローウッズの森は落葉樹が多くそのため、
冬は落ち葉がものすごく多く、ミズスマシの沢にも
たくさんの落ち葉が沈殿します。
当然川の流れをせき止めたりもします。
川の中には落ち葉を分解する生き物がいるので
綺麗に全部取り除かず、川が順調に流れる程度で
川筋を作る感じで進めました。
キッズ研究員もかなり力が入って
自然に流れる沢に池などを作ってくれたり
アレンジしてくれてかなり面白い沢に変身した。
この沢には、ホタルが生息し、その餌となるカワニナが多く住んでいます。
今回のみんなの成果でより多くのホタルが飛ぶことと思います。
今回思ったことは、自然は本や話などで知ることじゃなく
実際に今回のような作業や五感で経験した方が確実に記憶に残ると思った。


今回の研究員スタッフ

はかせ(奥山 英治) だーさん(和田 誠) らい(野中 優)よっぴ(伊藤 義紀)