オシドリとの別れ

カテゴリ:野生生物研究所 哺乳類研究室

哺乳類研究室横の、オシドリが産卵しているカメラ付き巣箱。

産卵・抱卵の様子をお伝えしてきましたが、

本日は残念なお知らせとなってしまいました。



抱卵を始めて10日目、5月11日の朝8時30分ごろに巣箱内をチェックすると・・・

母鳥の姿が見えませんでした。

この9日間の観察では、毎日朝の4時過ぎと夕方18時過ぎに出かけ、どちらも1時間弱で必ず帰ってきていたのに・・・



そのまま様子を見ていましたが、この記事を書いている18日現在まで姿を見せていません。

おそらく、卵もダメになってしまっているでしょう。



残された卵を見ても、しっかり巣材をかけた様子があります。

何かにあわてて放棄した、とも思えない状況。

騒音に敏感であるとする文献もあるものの、ゴールデンウィークの喧騒も

どこ吹く風で卵を温め続けていたのに。



ひょっとしたら食事に出かけた先で、母鳥の身になにか起こったのかもしれません。

真相はわかりませんが、せめて無事であって欲しいものです。



孵化・巣立ちを楽しみにしていましたが、残念。

しかし何が起こるかわからないのも、厳しい自然の世界の常です。



たくさんの興味深いシーンを見せてくれたオシドリに感謝をこめて。

がっつ(石松 健一)



posted by ハローウッズ at

2017-05-18

14:48:19