「3月22日(日)開催:第十回(最終回)水生生物KIDS研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

キッズ研究員最後の回です。


この一年間で見てきた、感じてきたことを

自分なりにまとめ発表してもらう発表会。

メンバーは各自いろんな形でまとめてきていた。

グラフを作ってきた子や生きものの絵を細かく描いてきた子。

クイズ方式でまとめてきた子や大きな紙に何枚もまとめてきた子など

形は色々。先に感想を言うと、ものすごくちゃんとまとめてきた!

普段のメンバーの行動や態度からこんな素敵な発表会は想像もつかなかった。

よくまとめていて感動しました。














1回目~3回目あたりまでは、ノートもあまり本気で書いている雰囲気もなく

おいおい大丈夫かと思っていたが、みんなそれなりに書いていたなんて

私もまだまだ観察力が足ら無いなと思いました。

見たものを書き留めるは意外と難しいが、観察には絶対で、

そのときはどうあれ、後で大変貴重なデーターになるものです。

私は野遊びは教わるものではなく、遊びでただ本気で遊んでもらいたいので

こうしてノートを与え自由にその日見たものを自分なりに記入させていた。

物事何かに夢中になるというのは、子どもの時が一番多く、ありとあらゆるものに

興味を持ち夢中になる。その中でずっと続けられるものが出てくると

大人になっても続けていたりするもので、それを強制するものではないと思っている。

好きなことを見つけてとことん進んで欲しい。子どもの時期のいろいろな興味や

好奇心は大人になる過程でものすごく重要で、それを大人はできるだけ手を出さず、

サポートしてあげて欲しい。決して潰してはいけないと私は思います。

まだこの先、いろいろな興味や好奇心が出てくると思います。自分で感じて見つけて

進んで欲しいものです。本やテレビで知ったり気になったらそれを参考に

自分なりに追い詰めて見てほしい、それが事実なのか?疑ってかかって欲しい。

そこで、はじめて実験または研究につながっていきます。人の言うことを鵜呑みにせず

自分で確認するように深く知ってもらいたいです。

 

今回発表会の後にキッズ研究員のみんなが作ってくれたミズスマシの沢の池に

様子も見に出かけ、アカガエルの卵やおたまじゃくしを観察した。

みんなが掘ってくれた池にはしっかりと水が流れ込み溜まっています。

そしてカエルの産卵時期にも間に合い、見事にアカガエルが卵を産みに来てくれた。

これは、意外とすごいことで、放っておいたらアカガエルが産卵できる環境では

なかったですが、冬に泥だらけになって池造りを行ったからこそです。

今後も池の様子やカエルの成長などを見に来てもらいたいものです。

お昼休憩を挟んで棚田に出かけた。棚田ではたくさんのアカガエルの卵を前回

調査してくれているのでその経過を見てもらった。おたまじゃくしが沢山いたり、

まだ卵があったり遊びながらも観察をした。











最後にみんなに見てもらいたいスライドショーを見てもらった。

最初はみんなで過ごしたこの一年を音楽とともに流し、笑えるものがあったり

生きものが出てきたりと楽しく見てもらった。次に私が大学の授業でも見せている

田んぼの生きものとお米のスライドを見てもらった。


思うところがうまく伝わったかはわからないが、きっと心に残っていると信じています。

答えは難しいですが、生きもののための田んぼか、お米のための田んぼなのか

田んぼを見て観察して生きものに触れて考えて欲しいです。

この一年間本当にありがとうございました。

私もスタッフ一同楽しくまたいろいろと参考になりました。失敗したところは今後の

課題として進歩させていきます。

最後に、遊びたい、行きたいと言う人は沢山います。しかし、なかなか連れ出して

くれる親はいません。ここへ連れてきてくれているお父さんお母さんに感謝して

ください。ほんとありがとうございました。おつかれさまでした。

(奥山 英治)



キッズ研究員スタッフ
    
はかせ(奥山 英治)DA(和田 誠) よっぴ(伊藤 義紀)らい(野中 優)

   

ほい(矢内 歩惟)としさん(鈴木 利典)けーご(境野 圭吾)だいちゃん(斉藤 大貴) 


まりち(須甲 麻里名)

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2020-04-04

13:42:02

「2月24日(月・祝)開催:第九回 水生生物KIDS研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

いよいよ残すところあと2回

教えられたこや体験したことを近所や出かけた時に実戦して

自分の経験値をどんどん上げてもらいたい。

そして、今現在の自然を存分に味わってほしい。

大人に無った時、果たしてここで経験してきた様な

環境は残っているのか?生き物はどうなのか?

実感できるのは見てきた、触ってきた人だけです。

 

今回は前回のつづき。見てきた、出会った生きものを

みんなでまとめる。今回は8回目の記録。

見てきた生きものの書き出しとまとめは、

その時の生きものがわかる重要なデータなので

ハローウッズとしても貴重なのです。

真面目にノートに収めていた子もいれば

全く書き取ってない子までさまざま。

 

午後は、ハッチョウトンボの棚田に行ってカエル産卵調査。

普段スタッフが何日もかけて調査している作業をみんなで経験してもらった。


今年のアカガエルの産卵はとんでもなく早くに始まった。

普段なら2月の後半から3月の産卵予定が、なんと、1月27日に産卵が始まった。

この日は暖かく、また連日暖かい日が続いていたので春が来たと思い

アカガエルの産卵が始まったと思われる。その後、寒さが戻りアカガエルの産卵は

間が空いた。普段はほぼ一斉に産み始めるのだが、今年は何回かに分かれそうだ。

 

キッズ研究員たちには調査用の竹を各10本持たせ、カエルの卵ひとかたまりに

一本さして新しく産卵したもののカウントをしてもらった。

10本ずつ22名 220塊になるわけだ。

 

アカガエルにはニホンアカガエルとヤマアカガエルと2種類 それを卵で判断するのは

容易ではない。今回は分けずにカエルの卵の数だけにした。

棚田の半分を2つのグループに分かれカウントした。










最初に産んだ卵が成長し、おたまじゃくしがもう泳いでいたり、

暖かいせいか、タイコウチが泳いでいたりとカエルの卵以外も観察することができた。




みんなでカウントした数は220全ての竹を使いきった。

だいたいひとかたまりが、1,800の卵として今日だけでかける220。

396、000。この数倍はここ棚田でアカガエルたちは産んで行く。

驚くのは、田んぼを利用するカエルはさらに3種類プラス。

いったいどんだけのおたまじゃくしが田んぼに存在するのか?

しかし、このままだとカエルだらけになってしまう。

水生昆虫や動物、両生爬虫類または鳥などにほとんどが食べられ生態系を保っている。

私がこの一年間でみんなに知ってもらいたかった。

田んぼの生きもののありかた。やっと体験してもらえた。

こういう出来事は、本を読むよりテレビで見るより

自分の目で耳で手で感じないと自然を知っているとはいえないのです。

これを何回も何回も経験し生きものに寄り添える大人になってもらいたい。




(奥山 英治)




今回の研究員スタッフ
   
はかせ(奥山 英治) けーご(境野 圭吾)らい(野中 優) よっぴ(斉藤 義紀)

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2020-03-17

20:25:01

「1月19日開催:第八回 水生生物KIDS研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

第八回 水生生物キッズ研究員 2020年スタートだ。

残り後今回を入れて3回、そろそろ研究員メンバーが
今までやってきたことを少しずつまとめてもらおうと
午前中は、1回目から7回目までの調査をしたその時に
見つかった生きものを書き出し調査結果をまとめた。

今までまじめにノートを取っていたかが重要だ。

中には、全くノートを取っていない子や、何を書いたのか
わからないような走り書きなど個人個人さまざまだ。


書き留めることの重要さを話し今後の学生生活に役立ててもらいたい。

今回のまとめで思ったことは、みんな好きで参加しているので
そうなのかもしれないが、生きものの名前、特徴など、
ほんとよく知っていて博士の子どもの頃と比べると
かなり進んだ研究員メンバーだと思った。

このまま、素直に生きものを好きでいてくれたらほんと嬉しい。

調査の場所はハッチョウトンボの棚田とミズスマシの沢の2箇所だが
田んぼと沢の違いが出ていてなかなかいい調査となった。


午後は、ミズスマシの沢の池の沈殿した泥を書き出し
元の深さに戻す「池掘り」をしてもらった。

あまり履くことのなかったバガ長に履き替え、ミズスマシの沢に集まった。

池の広さ深さどのように作業するのかまた、寝ている生き物もいるので
それを救い出すようにと説明をし2つのグループに分かれ、2つの池を
整備してもらった。

シャベルで溜まった土を掘りなら、掘った土を土手にする。

水を含んだ土は形にもならずなにより重く力仕事となった。
出来るだけ疲れずに交代交代に作業するように、のんびりと
進めようと最初にみんなに話したが、始まってみると
みんなとても真面目で、ズルをするメンバーは1人もいなく、
みんなドロドロになりながら作業をしていた。




キッズメンバーのおかげでイノシシや土砂降りの雨が流した土一年分が
綺麗に整備され池が池らしく復活した。

この作業で水の中で越冬していたのは、ヤマアカガエル・
トウキョウダルマガエル・ウシガエル・ギンヤンマヤゴ
・サワガニ・アカハライモリ。

この整備で、2月後半アカガエルが産卵に来てくれることを期待して
今回のプログラムは終了した。

(奥山英治)



今回の研究員スタッフ
   


はかせ(奥山 英治) だーさん(和田 誠) ほい(矢内 歩惟) よっぴ(伊藤 義紀)

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2020-01-31

10:27:19

「12月29日(日)開催:第七回 水生生物KIDS研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

12月、今年最後の水生生物キッズ研究員。


午前中に前回自分たちで作った水槽をメンテナンス。
ガラスの汚れや水の汚れなどチェック。




また生き物はちゃんと生きているのかも確認。各自直したり、掃除したり
水を替えたりと自分の水槽と意識を持ってくれているようだ。




昼食後はバガ長を履きハッチョウトンボの棚田で冬の生き物調査をした。
霜が降りるほどの寒さの中で田んぼの生き物は冬にどう暮らしているのか?



みんなで網を持ち探してもらった。


水生昆虫は小さなゲンゴロウの仲間ややご類が見つかり、アメリカザリガニや
サワガニ・ヨシノボリなどが他にも見つかった。

暖かい季節とは何が違うのかなど前回の調査との差や冬はどうしてるのかなどを
観察しながらノートに書き留めてもらった。

網を持って探したり捕まえたりの作業はもう一人前で教えることはないが、
まだまだ雑で、身体中がドロドロになってるメンバーや足が抜けなくなったりと
まだハプニングは多い。スタッフも巻き添えに・・・


ま~こういうことがあるから面白く採集ができるのではあるが、回数を重ねることで
だんだん雑さがなくなっていくと思う。

毎回必ずノートを取るようにしているが、そろそろそのノートをなんとなくまとめて
もらい、自分流に研究発表をしてもらう告知をした。

あと3回のキッズ研究の中で最後にこのプログラムでわかったことや観察で知ったこと
など自己流でいいので5分程度にまとめてもらう宿題を出した。真面目に書いている子も
いれば、何書いたかわかんない子までさまざま。楽しい発表が見られること間違いなし。
楽しみだ。


今回の研究員スタッフ
      

はかせ(奥山 英治) だーさん(和田 誠) らい(野中 優) よっぴ(伊藤 義紀)

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2020-01-11

17:58:59

「11月4日(日)開催:第六回 水生生物KIDS研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

研究員メンバーはグループができるくらい仲良くなり、
みんなが仲良くコミュニュケーションが取れるくらいになってきた。

見知らぬ子どもたちが、共通の趣味を通して知り合いになると、いい悪い抜きにして
競い合いながら学んでいく。学校の授業とはまた別な学びが生まれ少しづつ知識が
増えていく。
好きなことから学んだものはなかなか忘れることがないのでこの時期の子どもたちには
重要な知識となると思う。

今回は、午前中にミズスマシの沢で生き物調査を行なった。


また、ノートに書き留める重要さも教え、メンバー全員が見たもの捕まえたものをしっかりと観察ノートに収めた。






午後は、みんなに飼育の大変さと展示のノウハウを教えるために、
水生生物研究所の展示水槽を作ってもらった。


グループに分かれそれぞれの生きものを担当してもらい、みやすくまた綺麗な
水槽作りをグループで考え水槽作りをした。

この時期の展示のテーマは冬越し。
カエルや水生昆虫などの冬展示になる。


各グループで作った水槽は責任を持ってもらうために制作者の名前を水槽の脇に
張り出すことにした。

まずは水槽をきれいに洗い、展示する生き物が見やすい工夫などを考え水槽作り。
協力するものが多い中、遊び出す研究員も出てきて時頼喝を入れながら進めた。








基本のパターンはあるのでそれに沿って作ってもらったが、水替えやガラス磨きなど
普段やらないような飼育展示の基本をみんなに知ってもらえた。


生き物展示の大事なところはまずは殺さない・見やすい・きれいだ。

それから自己流にアレンジを加えていく。水槽内の植物や流木など色々
工夫されていた。


今後この水槽はこのまま展示していくのだが、たまに
メンテナンスしないとダメになるので、時間のある子はたまにきて面倒を
見てもらいたい。みんななかなかいい水槽ができて博士も満足。



(奥山英治)



今回の研究員スタッフ
   


はかせ(奥山 英治) だーさん(和田 誠) らい(野中 優) よっぴ(伊藤 義紀)

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2020-01-10

09:52:05

「10月6日(日)開催:第五回 水生生物キッズ研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

第五回目の水生生物キッズ研究員が朝から雨!
こんな時はじっくりノートを取る時間したい。

今回の予定はトンボの観察トンボの調査でしたが、雨の様子を見て、まずは、
室内でトンボの絵を描き細かな特徴を知ってもらった。トンボの体の作りを
説明しながら研究員に好きなトンボを図鑑から選び描いてもらった。


本来なら自分で捕まえたトンボを描いてもらう予定だったが、
雨天なのでトンボ図鑑を参考に。



ゆっくり時間をかけ丁寧にトンボを描く。
描いているとその生きもののパーツがどのようになっているのかが見えてくる。
また、他のトンボとの違いなど、みんな大真面目に描いてくれた。
大人でも見て描くのは難しい中真剣に取り組んでいた。








昼食を終え雨が上がったので、ハッチョウトンボの棚田に降りてトンボの観察を
することにした。

赤く変わる赤とんぼの種類が多く見つかり、赤とんぼには種類が多いことと
その特徴、見分け方をみんなに覚えてもらった。


この時期のメスは卵を持っていて、捕まえると危機感からか卵がお尻から出てくる。
その、様子を見せるために観察ケースに水を入れ卵が出てくる様子を観察してもらった。





トンボの種類はあまり多くはなかったがその分覚えやすく
みんなこの日のトンボの種類をマスターした様子だった。



奥山英治


今回の研究員スタッフ
    
はかせ(奥山 英治) だーさん(和田 誠) だいちゃん(齋藤 大貴)

 

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2019-12-30

15:41:41

「8月25日(日)開催:第四回 水生生物キッズ研究員」レポート

カテゴリ:水生生物キッズ研究員

8月25日、四回目の水生生物研究キッズを開催しました。

前回、田んぼの生きもの調査をし、たくさんの生きものを観察してもらい記入して
もらって遊びながらにも調査らしい形になった。

今回はハッチョウトンボの棚田とミズスマシの沢の両水辺の調査。
両方の調査は初の試みです。最初の調査でもある、今回の調査が今後の参考基準になる
のでとても貴重なデーターになります。

キッズ研究員だけで、種類別に何種類の生きものがこの時期に
いるのかを捕まえて調べました。









ミズスマシの沢には大小池が存在しその池で水生生物がなんとなく
住み分けがされている。













キッズ研究員のメンバーは、池の中でガサガサをやる楽しみを楽しみながら
生きものと触れあっていました。また、メンバー同士でもなれてきたのか
協力し合って作業する姿が多く見られた。











大事なのはどんな場所にどの生きものがいるか、また、実際に手でつかんだ感触。
大いに触れ合ってもらった。

みんな泥んこになりながら様々な生きものをゲットし、楽しんだ様子。
今回はタガメが1匹捕まえられ、春から夏の間に飛んできたと思われ貴重なデーターに
なった。


今後もキッズ研究員自らが行う調査を繰り返しおこない、継続していきたい。


奥山英治



今回の研究員スタッフ

    
はかせ(奥山 英治) としさん(鈴木 利典) よっぴ(伊藤 義紀)



posted at

2019-12-23

18:40:01
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