<実力アップQ&A 中級編> Q:サーキット走行では、途中でクールダウンをした方がいいと聞きましたが、どのようにするのがベストなクールダウンですか?
■スキルアップミーティングα アドバイザー 加藤選手からの回答 クールダウンはひとつ上のギヤでエンジン回転を落すつもりで安全には十分気を使いながら、アタックするための準備として走行 |
 | 普通は3〜4周するとラップタイムが低下してくるので、アタックを中断してクルマやタイヤを休ませてからもう一度アタックするんです。ただ、ピットインしてしまうと時間がもったいないのと、クルマを停止させると逆に水温などが上がってしまうので、クールダウンラップを取ります。
アタック時より一段高いギアを使用し、エンジン回転を3割落としてスピードを若干下げるというイメージで丸々1周するといいでしょう。クールダウンはタイヤの温度を下げるのが最大の目的ですが、水温を下げる意味もあります。その意味では正確な水温計があると安心できますね。
また、ペースダウンしている最中は、あくまで“クルマと自分の身体をクールダウンさせてる”ってことを意識するのがコツです。バックミラーも2秒に1回程度チェックして、安全に気を配りつつ、次のアタックの準備と考えた方がいいかもしれませんね。 |
| 加藤正将(かとう・まさのぶ)
2007年スーパー耐久シリーズST-3クラスにZ33で参戦(バーディクラブ)。 2004年に東日本F4選手権でシリーズチャンピオンを獲得し、翌年フォーミュラ・ニッポンのルーキテストに合格、開幕戦のツインリンクもてぎで初出場ながら13位で完走を果たす。フォーミュラだけでなくGT、S耐でも好成績を残す。 |
| <実力アップQ&A 上級編> Q:もてぎのようなストップ&ゴーサーキットでのタイムアップのコツを教えてください! ■スキルアップミーティングα アドバイザー 山野選手からの回答 Rのきついコーナーではクリッピングを“点”じゃなくゾーンでとらえる。 スピードが乗らない印象を受けても、タイムはその方が速いよ。 |  | もてぎのようなストップ&ゴーが多いコースでタイムアップするには、インにいる時間が長いほどいいんだよ。つまりコーナーでのインの付き方を、クリッピングポイントじゃなくて“クリッピングゾーン”として考える訳なんだ。
インについている時間が長くなると、それだけ車速も落ちてきてエンジン回転も下がるから、遅いんじゃないかって思うかもしれないけど、反対にインにいる時間が短すぎると立ち上がりでアウトに飛び出しちゃう。
アクセルオンが早いとアウトにはらんで立ち上がりでラインをキープできなくなるので、クルマが停まるんじゃないかって思うぐらい意識して車速を落とすと、実は意外にいいタイムが出てることって多いんだよね。 | | 山野哲也(やまの・てつや)
2007年は全日本ジムカーナにロータス・エキシージで参戦、日本新記録更新となる13回目のチャンピオンを獲得。また、2004年から3年連続でタイトルを獲得したスーパーGTでは、新たなチャレンジとしてGT唯一の4WDマシンの開発に挑んでいる。ドラテクだけでなく、教え上手でもあり、受講生からわかりやすいと、アドバイザーとしても人気が高い。 |
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<<スキルアップミーティングαに参加する方へのミッション>> “上達への近道は上手い人の運転を間近で見ること。スキルアップミーティングαでは、同乗走行の時間も設定されているのでこれをうまく活用、岡本選手がアドバイスするように、ライン取りや操作の仕方を欲張らずにひとつずつ観察していくとよいでしょう。そして、忘れないうちに自らのドライビングで実践することで、確実に身に付けていきましょう” |